タクシー業界は、コロナ自粛で冷えきっています。

雑記&タクシーネタ


久しぶりにタクシーネタを書いてみます。

このコロナ自粛のせい?で、夜の飲み屋さんは閉まってるし、お酒の提供もできない状況です(福岡県の場合)

コロナ感染拡大防止のためでしたら仕方ないところではありますが、すでに仕方ないでは済まされないほどヒドイ状況になっています。

いまは【家飲み】というものが流行っていますが、外の飲食店で飲めないのなら、家でのむか?本当に外(公園)とか、海(海岸沿い)とかで飲むとかしか選択肢がない。

酒飲みの方は大変だなぁと思ってしまう。

ただ単に外で騒ぎたいだけかもしれませんが。

夜のお店が閉まってたら、飲みに出歩く方も少なくなる。

そうなれば必然的にタクシーの需要も減ってくる。

当然いえば当然かな。

昼間の病院送迎とかは変わらずにあるだろうけど、夜の街やそういったお店メインで仕事をしている方はかなり大変な状況になっています。

まだ私は個人タクシーなので、なんとかなっている部分もあるのだけど、これが法人タクシー(雇われ)だったらそうも行かず『転職』や『副業』といった文字も頭に浮かびそう。

それほどまでにいまのこの状況は生活を圧迫しつつあり、危機感しかないこの事態はいつまで続くのでしょうか?

コロナ感染者が増えては規制をかけ、減ってきたら規制を解除する日本政府。

春〜夏にかけては、オリンピック開催のため。

夏〜秋にかけては、10月21日の衆議院議員選挙に向けてのため。

と、受け取られかねない政策の数々ですが、それも
仕方ないところなのか。

最近は『政治家じゃくて、政治屋が増えてるから残念だ』とタクシーに乗るお客さんも漏らしていた。

そういう状況のなかで、常連客さんというのはすごくありがたい存在です。

短い距離、長い距離にかかわらず、すごく助かります。

いままで、もっぱら夜仕事メインで働いてきたので、いまさら昼間のお仕事には抵抗がある。

お昼間の街中のタクシー乗り場に並ぶというのは、ちょっと面倒だと言ってはなんですが、実際にそうだと思います。

お昼間に常連客さんからのご指名でお迎えに行ったり走ったりすることはよくあります。

その場合は臨機応変に対応して、ちょっとでも売上金に貢献してくれる常連客さまに感謝しつつ走ったりもします。

夜の街中がこのような状況ですので、時間のほうはたくさんあります。

普段の生活スタイルがガラリと変わってしまった、いまの状況。

ヘタをすれば夜中、家から一歩も出ないなんて事もしょっちゅうあります。

ちょっとした『引きこもり状態』ですね。 

そんななかで、久しぶりに長距離仕事をくださった常連客さまがいました。

福岡県北九州市小倉北区→福岡県福岡市中央区まで走りました。

ざっくりとした地名だけの紹介でスミマセン。

このタクシー料金メーターに+高速代となっております。

近いようで意外と距離があります。

ちょっとサービスして『お昼間のメーターで走りましょうか?』とお尋ねしてみましたが

お客様から『コロナで大変なんやろ、普通に走っていいよ』と心温まるお言葉をいただきました。

これはすごくありがたい。

お客様から逆に気遣いして貰えたことに感謝しつつ、久しぶりのドライブを楽しんできました。

ちなみに『お昼間のメーター』とは、割増料金を解除したタクシーメーター料金の事です。

北九州市では、夜の11時〜朝5時までが割増料金の値段帯となっております。

しかし、その割引額はそこまで高くはありません。

9000円を超えた部分の1割増での料金請求であり

今回のタクシーメーターの『22320円】にしても、その割引金額は『1480円』とそんなに高くはなく、割引率もそこまでよくありません。

私達タクシー運転手さん側は、この割引率でかなり助かっておりますが、お客さん側からすればそこまで恩恵は受けてない印象です。

この遠距離割引で割り引かれた差額分を会社側が負担してくれることもないので

遠距離割引そのもので考えると、運転者さん側だけが損をするだけの制度だと思います。

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